もしあなたがペットを飼っていたマンションの売却を検討しているのなら、以下のような考えを一度は持ったことありませんか?
・ぺットのせいで金額が落ちることはあるのだろうか
何も知らないままであれば、不安や疑問は永遠に解決することはできません。
問題を解消してマンション売却を成功させたいですよね?
そこで今回の記事では、ペットを飼っていたマンションを売却する際に絶対に知っておくべき必須知識について解説していきます。
この記事を読むことによって、ペットを飼っていたマンションをスムーズに売却するための方法を知ることができますよ。
記事に書いてあることを参考にすれば、あなたのマンション売却は絶対に成功することでしょう。
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そもそもペットを飼っていた事ってどうなの?
ペットと一緒に生活すること自体は全然悪いことではありません。
むしろ人生を楽しく豊かにしてくれる家族やパートナーになってくれているはずです。
ペットを飼うことは今まで戸建てだけの専売特許となっていましたが、分譲マンションでも小型犬や猫ならば飼えるところもでてきました。
しかし「マンション売却」という観点においては、ペットを飼っていた過去は購入検討者にとって悪印象になることが多いです。
悪印象どころか、マンションの価値そのものを大幅に下落させてしまうことも。
なぜペットを飼っていたことがマイナスに捉えられるのでしょうか?
それは、ある2つのポイントがマンション売却を不利にさせると考えられています。
売却が不利になるポイント①「臭い」
ペットと一緒に生活してもう長い年月が経っていると、なかなか気づきにくいのが「臭い」です。
どんな動物であろうが、ニオイがゼロのペットなんていません。特有の臭いを持っているものです。
普段動物に触れることのない人であれば、一発でペットが居たと気づくことでしょう。
非喫煙者がタバコの臭いにすぐ気づくのと同じです。
ペットと一緒に暮らす期間が長ければ長いほど、部屋中にも臭いがこびりついています。
臭い内壁クロスの奥までしみ込んでいるため、そう簡単にはとれません。
「取れないニオイがついた」という事実が、マンションの価値を大きく下げてしまうのです。
売却が不利になるポイント②「アレルギー」
今も昔も多くの人を悩ませているアレルギー。
食物アレルギーが話題になりがちですが、動物アレルギーだって忘れてはいけません。
ペットとして飼うことの多い犬や猫自体がダメという人もいれば、動物の毛がダメという人までいます。
動物アレルギー患者は近年増加傾向にあるため、注意が必要です。
「臭いならまだなんとか・・」という購入検討者はゼロではないでしょう。
しかし動物アレルギーとなれば話は別。我慢できる問題ではありません。
最悪の場合、生死にかかわる問題になります。
アレルギーを引き起こしてしまうリスクは、マンションの資産価値を落とす理由として、十分すぎるほどのインパクトを持っています。
ペットが居たマンションを売却するための3つのコツ
ここまで「なぜペットを飼っていたマンションは価値が落ちるのか」という理由を解説してきました。
資産価値としてマイナスになることは理解しても、それでも何とかしてペットが居たマンションをうまく売却したいという人もいるでしょう。
そこでここからは、ペットと暮らしていたマンションをスムーズに売却するためのコツについて紹介していきます。
ハウスクリーニングをする
カーペットやカーテンについたペットの臭いは、取り換えることによってカンタンに対処できます。
しかし臭いは部屋全体にこびりついていることが多いです。
部屋の中に浸み込んでしまった臭いは、消臭用のスプレーをかけたところで消えません。
だからと言って芳香剤を使うのもNGです。逆効果になるでしょう。
ペットの臭いを完全に取り去るのは、素人では不可能。
潔くプロであるハウスクリーニング業者に依頼しましょう。
業者を使えば、ビックリするほど臭いを取り去ることができます。
いかにペットの臭いに慣れていたのか気づくことができるはずです。
ペットを飼っていたことを秘密にしない
「マイナス要素になるなら、ペットが居たことを隠してやる!」と考える人は、残念ながら非常に多いです。
しかし、絶対に秘密にしてはいけません。購入検討者も人生で最大の買い物をするわけですから、少しの違和感でも感知できます。
黙っていてもすぐにバレてしまうことでしょう。黙っていてバレるのと、こちらから話してバレるのでは心証が違いすぎます。
勇気をもって、ペットを飼っていたことをちゃんと話しましょう。
そこまで心配しなくても、10組内覧者がいたら2組は「ぺット臭が気にならない」という人が出てきます。
ペット可マンションとして広告する
世の中には、ペットを飼う事が許可されていないマンションが多数存在します。
賃貸であれば、8割がたペットを飼う事が禁止されているのが実情です。
中古マンションを購入したいという人の中には、ペットが飼いたいからという動機で探している人も少なくなりません。
そんな人たちにとってあなたのマンションは、非常に魅力的に見えるでしょう。
実際に不動産ポータルサイトでは、ペットが飼えるマンションを「ペット可マンション」というキャプションを付けて目立つようにしています。
つまり人によっては、ペットが飼えることが大きなメリットとなるのです。
マンション購入検討者の3〜4割は60歳以上の老人であることも多く、夫婦二人では寂しいので引っ越しを機にペットを飼う気でいる人もいます。
ペットを飼っていたことを隠すのではなく、「ペットが飼えるマンション」だと大々的に広告しましょう。
他のマンションにはない「魅力的な部屋」に見える人がきっと現れてくれます。
信頼できる不動産会社を探すことがもっと大事
土地やマンションなどの大きな不動産を売却する上で一番大事なこと。
そう、それは「信頼できる不動産会社を見つけること」です。
家は人生で一番大きな資産であるため、良い不動産会社に当たるかどうかで数百万、場合によっては数千万円と変わることがザラにあります。
ただ、自分で近くの不動産会社を探し回るのも面倒だし、効率的ではありません。
そこで筆者がおすすめしているのが、「不動産一括査定サイト」を利用することです。
不動産一括査定サイト(サービス)を利用すると、あなたの売りたいと思っている不動産情報と個人情報を入れるだけで、適切な不動産会社を自動的にマッチングし、複数の不動産会社へ一度に査定依頼が行えます。
不動産一括査定を選ぶ3つの基準とオススメの使い方
筆者が考える不動産一括査定のオススメランキングをお伝えします。
不動産一括査定も様々ありますが、やはり家やマンション、土地は高額になりますので、より得意としている会社を見つけたいですよね。
サイトを選ぶ基準としては下記3つ。
不動産一括査定を選ぶときの3つの基準
- 大手不動産会社に最低でも1社は査定が行えること
- 中堅や地域密着の不動産会社にも査定が行えること
- 不動産一括査定の運営会社がしっかりしていること
ポイントは、大手から地域密着の不動産会社まで幅広く依頼をすること。
大手は取引実績が豊富な分、やっぱり売却力があります。
ただし、お客さんをたくさん抱えているため、仕事のやり方がマニュアル通りといった感じ。
逆に中堅や中小・地域密着の不動産会社は社長自らが対応してくれたりします。
不動産一括査定を1つだけ使っても、大手不動産会社が見つからなかったり、逆に大手のみしか依頼できない場合が多々あります。
筆者としては、不動産は高額商品になるので、時間が掛かっても複数の不動産一括査定を使って、大手、中堅、地域密着の不動産会社それぞれに依頼することをオススメしています。
【結論】不動産一括査定のかしこい使い方
東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫・京都・奈良の方は3サイトを併用する県庁所在地などの人口が多い都市は2サイトを併用する
地方や田舎などの人口が少ない市町村は3サイトを併用する
収益・投資用物件に強い会社が多数見つかる3サイトを併用する
まとめ
ペットを飼っていたマンションをうまく売却するための知識を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
実際に売却する際は、今回紹介した知識をぜひ活用してみてください。